2014年12月11日木曜日

自転車を、見ているだけです、リフジンな。

僕がこのブログを放置している間に、いつのまにやら木枯らし吹きつける季節となってしまいました。

自転車で走ると、スピードを出せば出すほど冷たい風が体に染みて辛い。

自転車を持っていないのが幸い。

いや持ってへんのかい!というツッコミはコメント欄まで。

さて、以前にこのブログでも書きましたが、日本にはフランス語の名前がついた自転車がいっぱいあります。

※下記リンク参照
http://takeshi-yamada.blogspot.jp/2014/09/blog-post_12.html
http://takeshi-yamada.blogspot.jp/2014/09/blog-post_15.html


最近見つけたのがこちら。


「Quiche(キッシュ)」とは、卵とクリームを使ったタルトのことで、

最近は日本のパン屋さんなんかでもたまに見かけますが、フランスの名物料理の一つです。

でも、日本にあるキッシュって小さくて物足りないよね!という共感はコメント欄まで。

ちなみに、後ろに見えるのはフランス語で「午後」を意味する「Après-midi(アプレ・ミディ)」を冠した自転車。

「自転車」に「午後」も「キッシュ」もまるで似合いませんが、

「午後」に「キッシュ」というのは相性抜群の組み合わせです。


さて、毎日こうしてフランス語の名前がついた自転車を探しながら歩いているのですが、

先日、並んでいる自転車をじーっと見ながら歩いていると、警察の方に「自転車泥棒」と間違われてしまいました。

「実はこういう理由で…」と、携帯でブログを見せると、

「あ、なんや、そういうことか!てっきり自転車を物色してるのかと思ったよ~ははは」と無罪放免。

警察官のおじさんは、僕のブログを読みながら「へ~これおもしろいね~」と絶賛してくれました。

読者様ゲット!

とはいえ、もう自転車泥棒に間違われたくないので、「自転車シリーズ」は今回でラストにします。



そんな今回は、「自動車メーカーの自転車」について。

街にある自転車を見ていると、外国の自動車メーカーがこぞって自転車も出していることに気づいたのです。

まずはこちら。


フランスの自動車メーカー「プジョー(PEUGEOT)」の自転車。

「プジョー」という名前は、創業者の名前が由来なのですが、

知らない人が読むと「プジョット」となりかねません。
フランス語には「単語の最後の文字が子音の場合はその文字は読まない」という原則があります。

なので、「PEUGEOT」 の最後の文字である「T」は発音されないのです。



続いてもフランスの自動車メーカー「ルノー(RENAULT)」。

「ルノルト」ではありません。

先ほどの「PEUGEOT」と同じく、「RENAULT」もまた、最後の子音「T」は読まず、さらにはその前の「L」も発音されないのです。


こちらはドイツの自動車メーカー「オペル」の自転車。

ドイツ語はわかりません。悪しからず。


続いてもドイツ車「フォルクスワーゲン(Volkswagen)」。

さりげなく、横にある「Fromage(フランス語で「チーズ」の意味)」が顔を覗かせています。


お次は、アメリカの自動車メーカー「シボレー(CHEVROLET)」。

手前には、今度は強引に映り込んできた「Fromage」。

しつこいので、ピンボケにしてやりました。

フランス土産にチーズを買って、旅行カバンの中に入れたら、帰ってきて開けた時に強烈なチーズ臭がしたよ!という報告はコメント欄まで。

ちなみに、「シボレー」はアメリカの自動車メーカーですが、その名前はフランス語に由来します。

「PEUGEOT」、「RENAULT」と同様、最後の文字の「T」が発音されません。

フランスでは「シュヴロレ」という発音になりますが、英語では読みにくいらしく、「シボレー」と読むようになったそうです。


そして、最後にこちら。


リムジン。

世の中、色んな自転車があります。

世の中、色んな人がいます。

PS:この流れからすると、テープ剥がしたら「Fromage」なんちゃう?っていうオチの希望はコメント欄まで。


山田 剛士